糖鎖高分子βグルカンの性質について
高分子という言葉を皆さんは聞いたことがあるかと思います。
よく知られているプラスチックなどがその例です。
高分子というのは、基本的な原子や分子がたくさんつながってできたもののことを指します。
私達の生活の中において、さまざまな高分子があることが知られています。
先程述べたプラスチックもそうですし、私達の体自体も高分子できています。
私達が日常食べる食べ物の多くも高分子です。
私たちの体を構成するものとしてタンパク質がありますが、これも高分子の1つです。
具体的には、タンパク質はアミノ酸と呼ばれるものが長く繋がってできています。
タンパク質に対し、糖質は細かく分解すると甘いブドウ糖になりますので、ブドウ糖が繋がることによって糖質ができる事が分かります。
ブドウ糖からできた高分子は、大きく分けると二つの種類があります。
それぞれαグルカンとβグルカンと呼ばれます。
αグルカンは、米やパンなどのでんぷんに含まれますが、体内の消化酵素によって消化してエネルギー源となります。
もう一つのものはβグルカンと呼ばれますが、体内の消化酵素では消化されず消化されない状況で体内に留まります。
消化されないからといって何の効能もしないかというとそういうわけではありません。
体内にとどまって、血糖値をコントロールしたりコレステロール値を下げたりします。
また腸内にいる乳酸菌などの細菌のエサになったりして腸内環境を整えます。
また免疫の向上やアレルギーを低下させるという働きもあります。
癌への対抗性を持つということも知られています。